品質の良い漢方薬

現代医学の薬品の多くは人工的な合成によって作られます。
複数のメーカーが作っても差は生じません。一方漢方薬は自然界から採取された植物、動物、鉱物を組み合わせて作ります。
生薬は産地によって、その年の出来によって、さらに加工(修治)の仕方によって品質が全く違います。これが現代医薬品と漢方薬の根本的な相違です。
健康保険の財政圧迫による薬価切り下げにともなう漢方薬製剤の品質の低下がおこっています。
十年以上前、現在の本店である山口県周南市の岐山通り店では、保険漢方治療の限界を感じ、独自の自費漢方治療の提唱に努める事にしました。

東洋医学、漢方薬治療について

近年、保険医療、現代医学の陰で起きる副作用や耐性の問題から漢方薬が注目されるようになりました。
自然界の一部である人体において自然治癒力や生命力に働きかけ、内側から、根本から改善していこうとする考えです。
わたしどもは原料、品質重視の漢方エキスを用い日常生活で気軽にできる漢方治療、医食同源という考え方の啓蒙に努めてまいります。
古典から学ぶ知識、創業50年以上の臨床経験を生かし標治(処置に近い)と本治(時間をかけた根本治療)の使い分けをしながら、皆様の健康維持のご協力をさせていただきます。

五味は五臓を補う(五行論)

東洋医学では食べ物を「陰陽五行説」に基づいて分類し、この五つの味が五臓を補うという考え方が基本になっています。

  • 酸味(すっぱみ):筋肉などを引き締める。下痢や寝汗に良い。
  • 苦味(にがみ):消炎、固収作用。出血、熱、下痢に良い。
  • 甘味(あまみ):緩和、補益作用。鎮痛、疲労回復に。
  • 辛味(からみ):発散作用、風邪に良い。
  • 鹹味(しおからみ):軟化作用、大小便を通じ、下腹部痛などに良い。

全てが当てはまるわけではありませんが、大雑把な目安にはなります。
実際に薬膳や中華料理のメニューはこの考え方を基本に組み立てられています。酸と甘、苦と辛、甘と鹹、辛と酸、鹹と苦 という風にすると、おいしく料理できます。
例えば酢の物に砂糖を少し加える、強い甘味を抑えるために隠し塩を用いる等です。

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